雪の尾小屋鉄道跡を歩く～観音下隧道～

小松市でアウトドア・スポーツ!!

石川県小松市

雪の尾小屋鉄道跡を歩く～観音下隧道～

「小松市でスノーシュートレッキング！」

小松市観音下町の旧尾小屋鉄道線路跡

町の墓地まではご覧のとおり、除雪してあったので歩きやすかったですが、
その先は積雪1メートル以上の未踏の雪道でした。

途中の写真は撮り忘れて、いきなり目的地の観音下隧道です。
ここに到着するまでは、スノーシューで25分くらいかかり、汗だくでした。
今回のスノーシューは小型でしたので今回の深雪では30センチぐらい埋まってしまって大失敗。
この後、大型サイズのスノーシューに買い換えました。

来た道を振り返る。

ここにトンネルが掘られてたのは、雪崩や積雪の酷いところだったため？？
中は岩肌むき出しです。

昔は(大正時代～昭和)こんな雪深いところに軽便鉄道を走らせていたのですが、
冬場はやはり積雪量がすごくて通行不能となることが多かったようです。
観音下駅から先は運行休止となり、尾小屋方面へは歩いていくことに。
尾小屋町長原や倉谷は雪崩がよくあって、事故死の記録もいくつかあります。
なお、戦前は小原町や杖から雪の五百峠を越えて、尾小屋鉄道に乗っていました。
まさに、車のない時代の尾鉄は、重要な移動の手段だったわけです。

内部の撮影はもやが写ってダメでした。

ツララ下がっているのが見えます。この先には小さな鉄橋があるのですが、
崩落しているので行きませんでした。

帰りに、振り向いて見た。
自分の足跡にご満悦・・・・
たぶん、誰もこんなところに来ないだろう。
カンジキなしで、長靴だけでは雪に埋まってしまって歩けませんよ。
このトンネル、雪のない季節は結構鉄道マニアが来てるみたいです。

写真は観音下町に向かう帰路の途中です。

観音下町に到着したときには、真っ暗でした。(-_-;)
冬の日没は早いので、もっと早くに出発すればよかったと反省。

撮影日：2012/02/19
Canon IXY DIGITAL 920 IS

石川県小松市
小松だよ！全員集合!!

戻る

直前のページへ